こんにちは、Kです。
今回は、エア・サスペンション搭載車を購入する方に押さえておいて欲しい事についてです。(今回は輸入車を扱う販売員の方等から、購入時の参考にと教えてもらった事も含めての記事です。)
車を選ぶ際、上位車や上級グレード(オプション等)によっては、車体に伝わる振動等の緩衝を和らげるためのサスペンションに、空気を使用したエア・サスペンションが用いられています。
エア・サスペンションはコンプレッサーで作った空気を使用してバネの代わりとしていますが(ざっくりとした説明ですみません・・・)、バネを使用したサスペンションよりも交換周期が早いそうです。5年経過程で交換を推奨される可能性もあるそうです。
もし、新車購入した車を10年乗り続ける場合は、1回は交換する可能性があり、約20万円(仮に1本5万円として全輪4本交換した場合)の費用がかかります。
そのため、出来るだけ車の維持費を抑えたい方は、バネ・サスペンションの車を選選択した方が良いかもしれません。(勿論、欲しい車がエアーサスペンション搭載車のみの場合もありますし、その位の費用は払うし、払える余裕があるよ、という方もいらっしゃると思います。)
どちらのサスペンションが採用されているかは、各車のカタログに記載がありますので、気になった方は是非実際にご覧になってみて下さい。
特に注意して頂きたいのは、同車種・同シリーズ内でも設定が異なる場合です。BMWの現行5シリーズ(2020年6月現在)を例としますと、セダンは全輪バネ・サスペンションですが、ツーリングは後輪のみエア・サスペンションが設定という具合です。
このように、セダンが全輪バネ・サスペンションだからツーリングもそうだろうと思っていると、購入後に思いがけず高額な交換費用が発生して自分驚く、家族は引く・・・。やっぱり輸入車って高いじゃん、次は国産にしようよ、となって車種の選択の幅が減らされるリスクがあります。(ちなみにBMW3シリーズはセダン・ツーリング共にバネ・サスペンションです。)
維持費がかかりそうな装備は慎重に選び、交換費用が高い事を理解した上での購入をお勧めします。また、事前に想定される修理費用を積み立て、急な出費に備えるのも良いかもしれません。
車選びの参考になれば幸いです。